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奇才エドワード・ゴーリーの絵本に出てくる家
皆さんこんにちは。
幼い時、「あなたの知らない世界」を見て
トイレに行けなくなったことのあるヨシコシです。

私には、
好きだけど絶対に建てたくない家
があります。

それは、
エドワード・ゴーリーという絵本作家の
『ウェスト・ウィング』という絵本に出てくる建物。
ウェスト・ウィング

エドワード・ゴーリーという絵本作家は
1925年にアメリカで生まれた作家さんで、
その独特な作風と柴田元幸さんの見事な翻訳に魅了され、
熱狂的なファンが多い絵本作家です。



代表作
『うろんな客』
うろんな客
屋敷にいる不可思議な客人動物の話。
人間社会の常識を学ぶ前の子供の
発想の自由さや、マイペースでユニ-クなところ
を暗喩しているような作品。人気があります。


代表作
『ギャシュリークラムのちびっ子たち』
ギャシュリークラムのちびっ子たち
カルタのように短い文言で、
アルファベット順に次々に子供が奇妙な死を遂げる。
小さなお子さんをもつ親は、これを見て拒絶する人も多い。
でも私は、カタチあるものはいつか壊れ、命あるものはいつか死ぬ
という、仏教に似た彼の俯瞰ぶりを、
子供の突然死で表現したのだと思ってます。



題名だけでまず魅了されてしまう絵本。
『優雅に叱責する自転車』
優雅に叱責する自転車
ほんわか淡々とした絵本で、クセの弱い作品です。


エドワード・ゴーリーの絵本は、
「子供に絶対見せたくない」
という親がいたりもする
変わった死生観のある本も多く、

慈悲があるのかないのか、
そんな人間的尺度を越えたところで、

淡々と奇怪な韻を踏みながら
進んでいくストーリーが多く見受けられます。

それはある意味、冷静な眼でありまして、
決して、
冷酷とか、ナンセンス、グロテスク
という表現に押し込めてはならないと思います。

アンニュイな英国人と間違われる
シカゴ出身のエドワード・ゴーリーの作風は、
細い線の描き込みで、
生・正常・普通・安心・日常などと対峙する、
死・異常・非現実・不安・非日常・不思議・奇妙・恐怖
などを、
独特のユーモアを交えてコラージュ風に表現するものが多い。


グーグルのタイトル エドワード・ゴーリー
エドワード・ゴーリーの誕生日である2月22日のGoogleのタイトルロゴ。


ゴーリーは、インタビューでも
「子供に向けて描いているわけでもない」
と自分の作風について答えております。


私は、そんな彼の風変わりな絵本作品の中で
『ウェスト・ウィング』という本と『蒼い時』という
本が特に変わっていると思います。



『ウェスト・ウィング』
ウェスト・ウィング 2
古い洋館の中の様子が一言も説明もないままに紹介されています。
この本の絵を見ると、得たいの知れない狂気が潜んでいそうな不安と
何か起こりそうな怖いもの見たさに駆られます。
好きだけど、絶対に建てたくない建物。
説明やセリフは一切なく、ここが何なのか、中で何が起こってるのか、
まったくよくわからない。ひたすら不安と恐怖とドキドキした絵が続き、
脈絡もないまま絵本は終わります。


そしてヨシコシのおすすめは
『蒼い時』という作品です。
蒼い時 エドワード・ゴーリー
エドワード・ゴーリーの作品の中でも大変珍しく、
内面の言葉を表に出して展開する詩的な作品。
人肌の温もりに近い独特のトーン、
浮遊感のある言葉のやりとりは、
会話なのか、心のつぶやき合いなのか。
純粋でどこか切ない名作です。


お読みいただきありがとうございました。

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[2013/10/01 22:23] | 徒然なエッセイ | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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